TOC


バイアブル ビジョン プロジェクト

4年以内に現在の販売金額と等しい利益を持たせる

TOC(制約理論)と日本企業の20年

『4年以内に現在の販売金額と等しい利益を持たせる』
これはバイアブル・ビジョン・プロジェクトに参加いただいた組織に与えられた 権利で、『ザ・ゴール』の著者として有名なゴールドラット氏が2002年に 打ち出したコンセプトです。
日本で『ザ・ゴール』が出版されたのが2001年。米国で『The Goal』が出版された のが1984年。 17年もの間邦訳が許されなかったのは『日本企業にTOCの概念を教えたら日本が強く なりすぎてしまう』ことを懸念したためという噂もあります。
TOCは真新しいものでは有りません。TOCが生まれてからすでに20年以上が経過 しています。

日本ではこの20年の間に勝ち組と負け組にはっきりとわかれてしまいました。
実はこの間に両者は同じ取り組みをしてきたと私どもは考えています。
一方は過去最高売上げと最高利益を達成し、他方はリコール問題で会社の存続が危ぶま れるまでになりました。
一方は改善が習慣化し文化となり、他方は改善が苦痛になりました。
いつの間にか「改善報告」をすることが目的になり、『改善』は間接部門も含む全部門 に渡り皆の目の色が変わり冷静さを失ってしまいました。
改善努力は必要ですが疲弊してしまっては『良い製品(サービス)を提供する』という 本来の活動の気力までも奪ってしまいます。

効果のない改善活動

働いている人は皆分かっています。 『効果のある改善』と『効果のない改善』
良い製品を作るよりも1円のコストダウンが評価されてしまう。 良い製品を作っても報奨金はもらえませんが、改善提案をすればを報奨金がもらえます。 だから本意でなくとも何時間もかけて知恵を搾り効果のあるように見える改善提案を作 成する。実際の効果ではなく効果があるように見せることが大切になってしまっている のではないでしょうか?

効果のある改善活動とは

効果のある改善とは何でしょうか? それはボトルネック(制約)に集中し改善することです。
この考えはTOC(制約理論)の根幹をなしており、実践することで飛躍的に業績が向上します。
ボトルネックに集中することで会社のリソースを効率よく使うことになり疲弊すること はありません。 継続するためには『必要以上』に努力せず、全体ではなくボトルネックに集中して『ム ダ取り』をすることが大切です。
感情的にならず、冷静に考えてください。誰かに対する説明責任はありません。少しの間考えれば分かるはずです。
  1. 制約を見つける
  2. 制約を徹底活用する(設備投資することなく)
  3. 制約に他のリソースを従属させる
  4. 制約の能力を高める
  5. 1に戻る
設備投資をせずに上記の5ステップを実践すれば、ボトルネックはボトルネックでなくなることが多々あります。ボトルネックのスループットを向上すると会社のスループットは向上しますが、ボトルネック以外の能力を高めても会社のスループットは向上 しません
これは理論ではなく事実です。多くの方が事実を認めたがらないのは今までの考え方で 説明できないと思い込んでいるからです。
制約理論では、主要となるいくつかの考え方と多くのテンプレートがあります。このテ ンプレートを活用すれば、あなたを新たなる世界へ誘うことができます。

『あなたの会社は4年以内に現在の販売金額と等しい利益を持たせることが出来る』


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